2003年の4月〜7月、私はカナダのバンクーバーという街に滞在しました。



一応1年近く英会話個人レッスンで習ってからの出発でしたが、いざカナダに着いたらホストファミリーはフィリピン系・・・・英語がペラペラな移民家族ではありましたが、訛りがすごくてホストファミリーの「Hello」さえ聞き取れない危機的状況でした。



「留学」というには短すぎるし、「旅行」というには長すぎる3ヶ月。
当時摂食障害を患っていた私はハッキリとした帰国の期日も決めずに現実逃避のようにカナダへと出発しました。
病気が悪化した時か病気から開放された時が「帰国」の日になる・・・・・たった1つ、それだけを決めて日本から脱出したのでした。

病気によって「生きるか死ぬか」という時期はとうに脱していましたが、ある意味悲壮感をたっぷり滲ませながらのんびり養生するつもりでカナダに向かった私。


が。


カナダに着いたらホストファミリーとはろくに挨拶すら通じないわ、道に迷って家に帰れなくなるわ、治安の悪い所に不可抗力で単独潜入するわ・・・・と感傷に浸っている間もない毎日が訪れてしまったのです。

自分を立て直すつもりでカナダに行ったのに、自分自身について考える暇すらない！！病気の事なんか思い出してる場合じゃない！！

のんびり過ごすつもりでいたのに、日本に居るより数十倍は慌しい・・・・・目まぐるしく変わる毎日にただただ付いて行くので精一杯・・・・・・。


そんなこんなで3ヶ月でほぼ病気から立ち直れた私のプチカナダ生活体験記です。
節約ネタもあるので「格安で海外に滞在したい！」という方もぜひ見ていってくださいね♪