粘るだけ粘って値下げ交渉した結果、金額は私達が予算していた金額ピッタリになりました。
これは売主と買主（私達）の間に入ってくれた不動産屋が物凄く頑張ってくれた結果で、今でも感謝しています。
その頃には不動産屋とも結構仲良くなっていました。これが良い事か悪い事かはわかりませんが。
ただ、仲良くなっておいた事で住宅購入後もその不動産屋さんには色々お世話してもらうことが出来ました。

んで。
ここからが大事。

家を決めるとなったらまず不動産売買契約書を取り交わさなければなりません。
これについては契約日以前にパソコンが壊れるんじゃないの？？！というくらい調べまくりました。
契約書に印鑑を押したらもう後戻りは出来ない。その時に手付金も渡してしまうし本当に「失敗できない・・・」と物凄いプレッシャーの日々でした。
旦那様は仕事で忙しい、暇なのは無職の私だけ！変な使命感も生まれてきて途中からは胃薬とお友達です。

まずネットで知ったことは契約書に印鑑を押す同じ日に「重要事項説明書」というものの説明を受ける・・・ということ。
重要事項説明書はその名の通り、取引する物件や取引の条件等に関するとても重要な事項について説明する書類だそーで、素人にはなかなか理解できない物らしく、だけど適当に聞いてると後でひどい目に合うかもよ、というものでした。

私も旦那様も不動産に関しては思いっきり素人。さっぱりわからない自信満々。
だけど「私達わかりませーん」とヘラヘラ笑ってると馬鹿にされるかも・・・・という恐怖もあり、「とりあえず色々調べてるんだぞ！馬鹿にしてたら痛い目見るのはそっちだぞ」的な強気姿勢で行こう！！ということに決定。
つまり演技ですね(^_^;)
そこからは本当に必死でした。

まずネットで調べたところによると「重要事項説明書」は契約日にバーッと内容を音読されるだけなので、事前に貰っておいたほうが良い、との事。
早速不動産屋に連絡し、「重要事項説明書を事前にＦＡＸくださいね、色々知りたいところがあるので」なーんて偉そうに言ってみました。（泣ける程の努力だと思ってください）
んで、その次に仕入れた情報は「付帯設備表および状況報告書」ももらっとけ！という物でした。
中古住宅なので、トイレやボイラー、洗面台・食洗機等が既に付いてるわけですが、これらが今現在問題なく使えるかどうかを一覧表にしたもの（この設備は壊れてます等）だそうですが、コレについては貰える場合と貰えない場合とがあるようです。
ウチの場合はこれまた早速ＴＥＬして「付帯設備表および状況報告書もＦＡＸしてくださいね。」と強気で連絡入れました。
今でも思うのですが、この書類は「くれ」と言わなかったら貰えなかった様な気がします。
私達が買おうと思っていた物件は「現状引渡し」という条件だったので、万が一壊れている設備があっても直してもらうことは出来なかったのですが、「色々調べて色々知ってるんだぞ！」というアピールをしたいが為に貰ったようなもんですね・・・・。
でもこの書類は可能なら絶対貰ったほうが良いと思います。入居前から設備の不備を知ることが出来るので、実際に入居した後「こんなはずじゃなかったのに！」という事がなかったです。
ちなみに我が家の場合トイレが壊れていました。

残念だったのは「瑕疵担保責任」を強～～く希望したのですがコレだけはどうしてもダメでした。
まぁ私達が希望してたのは中古住宅だし、「瑕疵担保責任」を付けなきゃいけない法律は無いですからしょうがない事なんですけど。

そんな訳で、実際の契約日数日前に「重要事項説明書」と「付帯設備表および状況説明書」を手に入れることが出来ました。